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アートNPO推進ネットワーク通信    

アートNPO通信 タイトル

36号 若手作家支援アート企画『生命讃歌展』開催 

 アートNPO推進ネットワークは若手作家の支援をその目的の一つにしているが、自由が丘もみの木画廊大塚まりこさんのご提案もあり個人の立場で展覧会を企画に挑戦した。この1年私の目にとまった作家から相澤史及び金子佳代を推薦することとしたが、より充実した展覧会とするため、御子柴大三氏の協力を得て共同企画の形をとることとした。御子柴氏の推薦作家は安木洋平であるが、これら三人の作家についての評価は完全に一致、息のあった企画となった。

作家それぞれの作品制作は・・・

  • ◎相澤史『日々過ごしている生活のなかで感情が揺り動かされるものを大切に描いている』
  • ◎金子佳代『あらかじめの完成図はない、無意識に生まれてくるものを自由に描いている』 
  • ◎安木洋平『日常風景をモチーフに、内包されている形や空間にこだわり色彩のハーモニーに挑戦している』とのことであった。
三人の作家の作風から展覧会名を『生命讃歌展』としたが、それぞれのほとばしる才能が生きることへの讃歌を謳いあげるかのような作品が並び、素晴らしい展覧会になった。・・・大塚さんと画廊スタッフ及びDM制作小林まどかさんに感謝。

   
山下透 金子佳代さん 相澤史さん 大塚まりこさん/  安木洋平ご夫妻相澤史さん

 

37号 日経新聞に市民派コレクター紹介特集記事

 日本経済新聞は5月9日から約1ヶ月間にわたり『市民派コレクターたち』をシリーズで特集した。企画はかつて日経アート編集長でもあった編集委員の野村義博氏によるものであるが、バブル崩壊後美術マーケットから姿を消した企業や資産家に代わって登場しつつあるごく普通のコレクターにスポットをあてようとする画期的なもの。アート市民の時代が到来しつつあるのかも知れない。

私の紹介記事にはアートNPO活動のことも紹介されているので下段に添付したが、アートNPO役員からは御子柴大三氏も掲載された。その他、日経からの依頼に応え友人知人を紹介したが、アートNPO会員でもあり、和の会で活躍する小倉敬一氏や木村悦雄氏、自称アートソムリエの山本勝彦氏、或いは美楽舎の澤登丈夫氏、ASの会の堀皓史氏、わたくし美術館の堀良慶氏などが取り上げられた。

もともと“市民派コレクター”という言葉は月刊ギャラリーの対談シリーズで私が作った造語なので一般用語化して嬉しいかぎりだが、そのこと以上に普通の人からはわかりにくいコレクターの美術愛好家としての存在に焦点が当てられたこと、しかもコレクターそれぞれの生きざまが見える記事内容であったことが興味深く、嬉しいことであった。 野村義博さんに感謝!

38号 韓・日現代作家交流展オープニング・代表理事乾杯の音頭

 駐日韓国大使館及び韓国文化院後援による日韓国交回復60周年を記念した展覧会が韓国文化院で開催された。主催するソウルの珍画廊の代表柳珍さんはアートNPO会員でもあり、7月4日のオープニングレセプションはアートNPO代表理事の乾杯の音頭を皮切りに開催となった。

韓国の作家延世暎は「高句麗の光」と題した粘土画で知られるが、人気韓国ドラマ『冬のソナタ』の作曲家でもあり“白い恋人”など4曲のピアノ演奏を披露して会場はおおいに盛り上がった。日本側作家はスペインの風景や静物で定評のある村上隆信。このオープニングレセプションにはテレビや新聞社の取材があり、その様子は夜のNHKテレビニュースで放映された。

  

●この数ヶ月間に入会された新会員をご紹介します。

 杉原伊津子
ギャラリーオーナー
神戸にて「ギャラリーむん」を主宰、アートNPO推薦作家森本秀樹その他の個展を続けてきたが、現在移転先を検討中。
 林美佐子
主婦+アート活動
通信教育にて学芸員資格とり東京国立近代美術館のボランティア登録。千葉にご主人の写真を中心にしたギャラリー開設。
 友利淳子
主婦+NPO活動
5年前に食と農のNPOを設立し、コーディネーターとして活躍中。食と農に関する講演会・講座の企画などの市民運動を実施中。
 内藤嘉春
第二の人生
野村総合研究所定年の後第二の人生。趣味は音楽、特に合唱・カンツォーネなどの声楽にはまっている。専門は物理・天文学。
 土佐育也
システムコンサルタント
元某損保会社システム開発部長。海外旅行ではよく美術館に行く。見ることは好きで、ミロやブラジリエなど版画を少し所蔵している。

39号 新潟絵屋&アートNPO共催企画『森本秀樹展』開催

 7月2日より大倉宏氏の新潟絵屋との第3回企画展が開催された。アートNPO推進ネットワーク推薦作家である森本秀樹氏の宇和島作品が、古民家を改造した新潟絵屋の壁に溶け込み素晴らしい展示となった。作家は夫人の故郷でもある新潟に強い親近感を抱いておられ、これを機会にこの地でのアート活動が定着することを願うばかりである。夜の会食会は大倉氏が館長を務めることになった砂丘館の和室にて、新潟県立近代美術館学芸課長の小見秀男氏も交え宇和島や新潟の話題におおいに盛り上がった。森本秀樹展の紹介文については絵屋便に御子柴氏、新潟日報には私の文章が掲載された。 以下は新潟日報に掲載された作家紹介文章(山下透)の一部である。

・・・・・・『森本秀樹の描く宇和島の風景はどれも心に残る。街並みのくすんだ白壁や波止場の釣り人、操車場跡の静寂などが抑えた色調で描かれ、何か懐かしいものに出会った時のようなしみじみした気持ちにさせられる。物質的な豊かさとの引き換えに日本人が失い、忘れかけている何かを思い出させてくれるかのようだ。描かれているのは現代の宇和島ではなく作家の記憶のなかにある少年時代の故郷の風景である。そこにあるのは宇和島の風景でありながら、見る人それぞれの心の奥底にある過ぎ去りし日の故郷の風景そのものに見えてくる。作家が描こうとしているのは日本人の心に違いない。・・・・』 

 


    新潟日報掲載作家紹介文章

40号 美の探索展収益金の新潟県立美術館友の会への寄贈

 2005年1月開催の『美の探索展』は“新潟がんばれ”を掲げ、オークション方式による収益金の一部を新潟沖地震へのお見舞いとする趣旨であったが、寄贈先については幾つかの案が浮上し調整中であった。収益金自体が僅かであること、またアートNPO活動の目的からすると、被災地直接より作品修復など美術館支援の方が相応しいとの意見が出され、新潟県立近代美術館への寄贈案が浮上した。早速、アートNPOの相談役でもある新潟絵屋の大倉宏氏に相談したところご手配いただけることになり、7月2日新潟にて学芸課長小見秀男氏にお会いすることとなった。公式の寄贈先は新潟県立近代美術館友の会であるが、美術館の用にお使いいただくという趣旨に喜んでいただき滞りなく実現した。

なお、この寄贈式と会食は旧日銀支店長宅である瀟洒な和風建築の和室で行われたが、実はこの建物は7月1日より『砂丘館』という名の文化的施設として生まれ変わり、しかも大倉宏氏が管理者として各種イベントを企画するという記念すべきオープニングでもあった。我々は新潟絵屋のパートナー画廊フルムーンの越野泉さん差入れの越乃寒梅を酌み交わしながら、大倉さんの新たなスタートを祝し砂丘館での次の企画に夢を膨らませた。  

 
   小見秀男氏 山下透    大倉宏氏 御子柴 小見秀男氏 山下

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